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ニュース ハンセン病 イベント&ワークキャンプ 茂木新聞社

2002年 中国ワークキャンプ 趣意書/募金のお願い

趣意書
中国ハンセン病快復者定着村ワークキャンプ資材費購入への募金のお願い
2002年1月19日

1984年、私たちFIWC関西委員会は韓国ハンセン病快復者定着村「相信農場」で道路舗装のワークキャンプを、韓国忠南大学校のサークル助癩会(ジョナヘ)と合同で行っていました。私たちが韓国の定着村で73年にキャンプを始めてから12年目、韓国の定着村が豊かになってきた頃、当時のジョナヘの代表、ファン=ユンギュが、「今後、韓国内での仕事は少なくなっていくだろう。これからは、日韓合同で他のアジアの国へ応援に行こう。」と夢を語りました。
その夢が昨年の2月、ジョナヘのOB、カン=サンミンが新たなワークキャンプ団体、KIWCP(Korea International Work Camp For Peace)を立ち上げ、彼が中心となって中国のハンセン病快復者の村(ヤンケン村)で日韓合同のワークキャンプを行うことができました。(KIWCPは現在、社団法人化され名称がIWCPに変わりました。)
今年も昨年同様2月19日からヤンケン村でキャンプを行います。昨年、ヤンケン村でのキャンプを通じて私たちは、中国社会のハンセン病との関わり方や村人らの生活様式など、様々な情報得ることができたと同時に、数々の疑問を残してきました。今回のキャンプでは、私たちが中国におけるハンセン病問題に対して、どのように関わりをもつべきかを考えていきたいと思っています。
ヤンケン村にはハンセン病快復者たち43名が暮らしています。元々は1957年、ハンセン病の治療のために政府の力によって作られた村です。現在、平均年齢65歳を越えており、村人の9割が目を患って不自由な生活を強いられています。昨年は台所のかまどから溢れる煙や灰が目に悪い影響を与えているとの報告を受け、台所改修工事を行いました。今年は村人らの要望であるシャワー室、トイレ、各村人の部屋の天井の設置をできるだけこなしていきたいと考えています。そのために資材購入費約20万円が必要です。皆様の御協力お願いします。

FIWC関西委員会中国キャンプ責任者
FIWC関西委員会 委員長 劉成道

募金使途: シャワー室、トイレ、天井の設置にかかる資材費
キャンプサイト:中国広東省広州市ヤンケン(Ynagkeng)村

振込先: 水都信用金庫 箕面東支店 普通預金口座0273247
口座名義:FIWC中国キャンプ 代表 本多智子
郵便振替 00910-0-250615 FIWC関西委員会
振込用紙に「中国キャンプカンパ」と明記してください。

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参考資料
[Photo-23] 2001年 中国ワークキャンプ
2001年 中国ワークキャンプ報告(この出会いはきっと私達を変える[柳川義雄])
2001年 中国ワークキャンプ報告(キャンプ地について/国のハンセン病など)

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