ハンセン病国立療養所大島青松園で暮らす詩人の塔和子さんの詩による合唱組曲の演奏会が、2006年3月18日、神奈川県横浜市西区の横浜みなとみらいホールで開かれる。
新声会合唱団のメンバーと塔和子さん(2005年4月)
日時 | 2006年3月18日(土) 17:30開場 18:00開演 |
---|---|
会場 | 横浜みなとみらいホール 小ホール [地図はこちら] |
入場料 | 1,200円(当日券) 全席自由 (予約は不要ですが、介助が必要な場合は事前にご連絡ください。) |
主催 | 新声会合唱団 |
お問い合わせ | 新声会合唱団 総務 Tel: 048-254-5653(斎藤) |
ネーニエ(ブラームス作曲)
混声合唱組曲「日常」(塔和子作詞、柳川直則作曲)
混声合唱組曲「水のいのち」(高野喜久雄作詞、高田三郎作曲)
ほか
塔和子(とう・かずこ)
1929年、愛媛県生まれ。1944年、ハンセン病を発病し、国立療養所大島青松園に入所。著書に、詩集「はだか木」、「分身」、「地球」、「エバの裔」、「第一日の孤独」、「聖なるものは木」、「いちま人形」、「いのちの宴」、「愛の詩集」。1999年、詩集「記憶の川で」高見順賞受賞。2000年、香川県より「教育文化功労賞」受賞。
柳川直則(やながわ・なおのり)
1932年、東京生まれ。東京芸術大学声楽科卒。畑中良輔氏、松本民之助氏に師事。日本合唱指揮者協会に所属し、新声会合唱団を主宰。作品に立原道造の詩による女声合唱組曲「夕映えの中に」、男声合唱組曲「曠野の歌」ほか。塔和子作詞女声合唱組曲「めざめた薔薇」、混声合唱組曲「人の林で」、混声合唱組曲「日常」。
[2006年3月4日、モグネット]