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ハナフェ・ワークキャンプ感想文集

久しぶりにキャンプに参加して  チェ・ヒョンイル

ノンアムから相信農場に向かう道で、2年ぶりに愛しい所を訪ねようとしている一人の男の胸のときめきに出会った。村の入り口で、荷物を背負いながら進むうちに、目に飛び込んで来る山々や家々の姿が、流れる汗と共に、私の歩みをいっそう心地よいものにして行った。
私の学生時代に味わった多くの友情や追憶の数々が、ここにたくさん詰まっている。そして、これからの私の未来をあれこれ考えて話し合ってみては、心をときめかせた。愛しい私のもう一つの故郷…。
後輩たちが力を振るっているその姿は、とても頼もしい活気があり、また、そんな愉快な気分でワークに参加している彼らを見ているうちに、私は6年前の時代に戻って行ってしまったようだった…。
今は私自身の身分も、すっかり変わってしまい、キャンプは私にとっては着実に違ったものとして近づいている。今回の休暇は、とても良い時間になったようで後悔はない。助けてくれた皆すべてに、お礼の気持ちを伝えたい。来年もまた、来ることができたら…。

[チェ・ヒョンイル、1990年〜1992年、FIWC関東委員会誌]

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