ネパールの村の人と一緒にワークをして、友達になろう!
ネパールキャンプは、Service Civil International (SCI)-JAPANとSCI-NEPAL(双方とも民間のNGO団体、詳しいことはこちら)との共同企画で、今年初めて行われます。
ワークキャンプというとどんなイメージでしょうか?「ボランティア」「ワークがつらそう」などいろいろあると思います。実際、村の生活に貢献する為に橋をなおします。でも、それだけではありません。
『自然と共に、人との交わりを通して自己開発』
私はワークキャンプに行くからといって別に、「ボランティア」と意気込まなくてもいいと思います。(むしろ意気込まないでほしい)今回の目標はもちろん「橋の再建」にありますが、橋を再建したいだけなら、わざわざ私たちがネパールまで行かなくてもお金だけ出したほうが早いという事になってしまいます。でもそうじゃなくて、実際にキャンプを企画するわけというのは、自分も大きくなりたいからです。村の人達と一緒になにかをやる。 友達にテスト前ノートを貸すような感じで(もっと真剣なほうが望ましいが)一緒に、楽しみながら、目標を共にして生活する。それがワークキャンプです。 キャンプに参加した事によって、自分も相手も一回り大きくなる。そういうキャンプにしたくて、私はこのキャンプを企画しました。一人でも多くの参加者に、これを実感してもらえると嬉しいなと思います。 (キャンプリーダー・宮本久美子)
キャンプ地 | Khadka村(ネパールの首都カトマンズから20kmの村) |
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日にち | 2000年10月20日から11月3日 |
ワーク予定内容 | 橋の補修など |
参加費 | 130,000円(往復飛行機代込み) |
申込締切 | 締め切りました |
ワークについて
今回のキャンプでは、橋の補修を行います。
今回のワーク地Khadka村(ネパールの首都カトマンズ近郊の村、カトマンズから20-25キロ離れたところにある)では、数ヶ月前に地元の住民組織であるDhunlla Calutural Familyによって橋が建設されましたが、資金不足のためにうまく機能する橋を作ることができませんでした。そのため、今回のキャンプではこの橋を補修するワークを、村の有志やネパールSCIのメンバーたちと共同で行います。
実際の作業では、技術者の指導のもと、日本人参加者は橋の下に土を盛るなどの単純なワークを行う予定なので、専門的な技術は必要ありません。また、ワークキャンプという名目で行う作業なので、女性の方もできる範囲で積極的に作業に参加してください。
現在の村の状況としては、この橋が機能していないため、村人たちが農作物をバザール(市場)に運ぶことができず、多くの村人に影響を及ぼしていると言うことです。また、雨季に川を渡れず学校に行けずにいる子供たちも、この橋が機能することによって、雨季も学校に行けるようになるということです。
また、今回の橋の補修という作業は、ワークキャンプの名のもとに行われるものなので、作業への参加は参加者自身の自発性にゆだねられます。 「今日は疲れたので働きたくない」、「ネパールの村人と仲良くなったので、今日はワークに参加しないで、その人の家に遊びに行きたい」といった理由で、ワークに参加しないことも基本的に認められます。
しかし、少なくとも作業はキャンプ期間中に終了させたいので、作業進度によっては、極力ワークに参加してもらうことをお願いすることがあるかもしれません。
今回の橋の補修は、基本的にワークキャンプという名のもとに行う作業なので、ストイックなまでに働くことは強制されません。しかし、キャンプ期間中に作業を終了させることを、参加者全員の最低限の共通の目標にしたいと思います。
しかしながら基本的には、参加者ひとりひとりが自分に余裕も持った形で作業に参加してくれればOKです。
説明会
9月に説明会を開催します。