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韓国「ノナエジプ」について

忠清北道にある定着村のひとつ、忠光(チュンガン)農園の指導者の一人、金新芽(キムシィナ)氏は、盲目にもかかわらず1977年に住んでいた小鹿島を出て、村の建設に努力した人です。
フレンズ国際労働キャンプ(FIWC)関西委員会は1978年、この村でのワークキャンプで彼と出会い、以後3年間のキャンプをそこで行いました。その後彼は1981年に来日し、交流の家とハンセン病療養所を視察し、京都で韓国のらい定着村についての講演を行いました。その際彼は、「忠光農園にも交流の家のような施設があれば、日本の若者達が宿泊でき、村の会合にも利用できるのだが」と話しました。そして帰国後に、忠光農園に多目的の家を建設する計画をあたため、伝えてきました。
FIWC関西委員会は、彼の想いを実現させるべく、85年秋より韓国交流の家「ノナエジプ」建設のためカンパを集める一方で、86年夏、忠光農園にて着工しました。以来、秋や春、初夏とキャンプを繰り返し、また、村人や韓国のメンバーたちとも何度も話し合いを持ち、88年夏、ついに竣工式を迎えました。
家は、維持運営に多少問題を残してはいるものの、ワークキャンプ、奉仕活動の拠点、交流等のために村を訪問する人達の宿泊、村の会合など多目的に利用されています。
キャンプが終わった後、皆さん一度訪ねてみませんか?

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