判決では、病状を悪化させる診療行為だったと当時の主治医の診療上の過失を完全に認め、争点の一つであった時効についても被告である国が時効を主張するのは、時効制度の趣旨に反するとして、原告であるハンセン病快復者の全面勝訴となった。
国の控訴決定後、原告は「国は信用できない。自分が裁判所に言ったことが厚生労働省に伝わっていなくてとても悲しいです。正しいことが認められるまで闘います」とコメントし、改めて支援を呼びかけた。原告を支援している山下ミサ子さんを支える会では、国に控訴を取り下げるよう、署名活動を続けている。署名は3月20日まで受け付ける予定。(署名用紙は別紙)
控訴取り下げ要請書(署名用紙)PDF版
(PDF、1Page、22KB)
控訴取り下げ要請書(署名用紙)WORD版
(WORDファイル、1Page、28KB)
[2005年2月27日、モグネット]