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金新芽著書「石ころの叫び」プレゼント 第2弾

終了

 韓国・忠光農園にお住まいの金新芽さんが1997年に韓国で出版された自伝的エッセイ集「石ころの叫び」(原題「たとえ土くれでも 〜道端に捨てられた石が口を開きました〜」)の日本語訳版が出版 (自費出版)されることになりました。
9月に企画したプレゼントが好評でしたので、さらに10名様に進呈いたします。
ご希望の方は、応募フォームから簡単に希望理由をご記入の上、お申込みください。
締め切りは2003年10月31日まで。当選は発送をもってかえさせていただきます。

内容
誰があなたの隣人ですか?
うねり流れる大河
忘れ去られた子守唄
愛の鎖
母の肖像より
韓国の定着村とはどんなところか
里帰り
天国へ行く道
ささやかな挑戦
体で書いた文学
小さな巨木
etc... 全42章、280ページ
 金新芽さんは、以前「私としては闘病記というのはあまり重要ではないと思うのですよ。自分の闘病記というのは自分一人の出来事だけではなく、私の周囲の人々と非常に大きな関連を持っています。だから結局、私の今までの生きて来た経路は、私一人の生き方ではなく、私の家の生き方であり、家族たちの生き方なのです。・・・その中には日本との関係、韓国との関係なども出て来ますが、結局、日本人は韓国人を全くわからないでいる。しかし、もしも、そこに一人の韓国人、一人の平凡な家庭の人が、その家族が生きて来た道を日本人が見たら、韓国人に対する正しい見方ができるのではないか。だから、私の本は一つの闘病記ではなく、韓国人という姿を日本人に見せてあげたいという願いなのです。だから、その話の中には、小さい時のいろいろな庶民的な話とか、土俗的な話などが出て来るのです。」と話された事がありました。本書がたくさんの豊富なテーマに分けられ、エッセイ風に読みやすくまとめられているのもそうしたお考えがあった事も思い合わせてみると理解できるものと思います。

[菊池義弘、2003年10月6日]


関連リンク
定着村に生きる 忠光農園長老・金新芽さんの記録

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