Photo Gallery：1999.9.21 台湾大地震

1999年9月21日、午前1時47分（日本時間午前2時47分）、台湾の中部で大地震が発生し、死者2000人以上、負傷者9000人を越える大きな被害となりました。
1995年の阪神淡路大震災で救援活動をしたこと、すぐとなりの国ということもあり、何かできることがあればと、地震発生の2週間後から8日間、台湾へ行ってきました。
台湾のど真ん中「埔里」という町で、日程のほとんどを過ごしました。学校のグラウンドや公園、道端にテントが立ち並び、1日中ブルドーザーがうなり、地震の被害の大きさを感じさせられました。
［写真：茂木亮］

	埔里の市場、未だシャッターの閉まる店もあるが徐々に活気を取り戻している。
	学校の校庭にテントが立ち並ぶ。中央にあるグレーのテントは軍隊が設置したもの。
	比較的新しい建物でも倒壊しており、前に止めてあった自動車も押しつぶされている。
	町を歩くといたるところで倒壊した建物に遭遇する。
	学校や公園以外でも、テントで生活している人々が目立つ。
	紹興酒の工場。このあたり一帯がお酒の臭いで包まれていた。
	余震や風でブロックやタイルなどが落ちてくることもあり、特に夜の外出は注意が必要だった。
	埔里の郊外の景勝地「日月潭」のホテルはすべて倒壊した。