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JVJA年次報告会 「そして問う、この国の過去」

終了


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日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)では、ハンセン病の取材を続けてきた八重樫信之氏(JVJA会員)を含めた報告会を行います。

9・11のテロ事件以降、JVJA会員は世界中の「反テロ戦争」の現場に赴き、テロとの戦いという美名のもとに自由や尊厳を脅かされる人びとの姿を報告してきた。こうした世界の潮流と国家主義へ向かう日本の動きは切り離せない。いまここで、私たちは足元を見つめ、日本の現在を問う。その第一歩となる報告会にしたい。

第1部 「JVJA会員一年の報告」

広河隆一〈チェルノブイリ〉・古居みずえ〈パレスチナ〉・佐藤文則〈ハイチ〉・豊田直己〈アチェ〉・林克明〈チェチェン〉・桃井和馬〈ルワンダ・コンゴ〉・綿井健陽〈イラク〉

第2部 「そして問う、この国の過去(いま)」

山本宗補「老いの風景から見た日本とは」
大人も子どもも善悪の価値観を喪失した時代に、「老い」を伝えることは、個々の「尊厳ある生き方」や「命のいとおしさ」を伝えることにほかならない。

土井敏邦「従軍慰安婦」
北朝鮮の拉致問題で「被害者・日本」のイメージが流布される中、日本の植民化や戦争のため人生を奪われた韓国の元従軍慰安婦の半生を伝え、日本の加害性を改めて問う。

森住卓「水俣」
水俣病の公式発見から半世紀。04年最高裁は国と熊本県が汚染の拡大を防がなかった責任を認めた。だが、いまだ多くの人々が沈黙を強いられ、苦しみ続けている。

八重樫信之 「らい予防法の傷跡ー日本・韓国・台湾」
これまで10年間、日本国内と、韓国、台湾併せて15のハンセン病療養所を取材した。「らい予防法」によって人生そのものを奪われた被害が共通していることを、強く感じる。

日時 2006年1月13日(金) 開場18:30 開演18:45〜21:15
会場 文京シビックホール・小ホール [地図はこちら
入場料 1,000円 ※予約不要、一般の方も参加できます。
主催 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)
お問い合わせ 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)事務局
Tel. 090-6101-6113 Fax.03-3252-7651

関連サイト
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)

[2005年12月27日、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)]

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