黒川温泉の療養所入所者への宿泊拒否に見られるように、いまも偏見に基づく差別は続いています。ハンセン病の差別は「らい予防法」が撤廃されても、国賠訴訟に勝訴してもなくならない。いったい何が問題なのか?
今回、大阪に住むハンセン病快復者の方と、中国のハンセン病問題に独自の方法で立ち向かう青年の報告を行います。
第1部 川島保さん講演会
ハンセン病の療養所「長島愛生園」から出て現在大阪に在住。国家賠償請求訴訟の原告。ハンセン病療養所での自らの体験や最近話題となった黒川温泉のハンセン病快復者宿泊拒否事件などについて語っていただきます。
第2部:原田僚太郎、中国現地駐在員報告会
フレンズ国際労働キャンプ(FIWC)関東委員会所属。昨年から広東省にあるハンセン病快復者の村に住みボランティア活動を続ける。現在は快復者の村と地域との交流を図るとともに、中国にハンセン病支援のためのネットワークを作ろうと奮闘中。
講演会・報告会の後は、交流会を予定しています。
日時 | 2004年1月18日(日)13:00開場、13:30開演、15:30終了 |
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内容 | 第1部 川島保さん講演会 第2部:原田僚太郎、中国現地駐在員報告会 |
会場 | 中山文甫会館(大阪市北区中崎西1‐5‐22) 地下鉄谷町線中崎町駅4号出口より徒歩1分 |
会費 | 500円(交流会は別途500円) ※参加希望者は予約をお願いします。満席の場合は、立ち見の可能性もあります。 |
[2004年1月、モグネット)]