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ハナフェ・ワークキャンプ感想文集

ハナフェ・総リーダー(1992年)キム・ジンウさんに聞く

Q:キム・ジンウさんにとって、キャンプの魅力って何ですか?

A:人と人との出会い。国籍を越えた出会い。社会から疎外されている村の人たちと情を分かち合い、楽しみを共に感じ合うことが大切です。そして、このようなことを感じるために「ワーク」が必要なんです。ワークは一つの方法であって、ワークを通して、人と人が親しくなるし、何かを自分の胸で必ず感じられると思います。

Q:これまでのキャンプで、特に心に残った思い出は?

A:私は1988年の忠光農園のキャンプから参加して来ましたが、やはり、そのキャンプが一番楽しかったですね。一つの仕事があったら、リーダーがあれこれ言わなくても皆がそれぞれ自分の役割をわかって動いていたし、その時、私はワークリーダーでしたが、道路舗装をする時、天気が暑過ぎて倒れたことがありました。しかし、それが嬉しかったし、良かったと思います。家庭的な雰囲気の中で、皆が打ち解けあい、本当に楽しいキャンプでした。そのことを証明するのは、キャンプが終わった後、別れの時に、皆の頬に自然と涙が流れたり、日本にキャンパーたちが帰った後も、手紙のやりとりが続いた。そして、キャンプの思い出が、ずっと心に残りました。今は就職や学校の問題などがあって、本当はとても忙しい時期なのですが、そのようにキャンプの思い出が強く心に残っているために、また今年も参加するのです。

Q:去年のキャンプの反省点はありますか?

A:去年のキャンプは、事前の準備が物足りなかったこともあって、気に入らない点もありました。まず、第一に、時間をよく守らなかったこと、第二に、各人が受け持った仕事をよく行なわなかったこと、第三に、韓国人メンバーと日本人メンバーが、あまり親しくならなかったことなどです。今年は、特に朝寝坊をしたキャンパーにはトイレそうじや皿洗いなど、罰ゲームをさせようと思っています。このような罰則を入れると、キャンプに「自由さ」がなくなるのではないか・・・という声もあるかと思いますが、これは決してキャンプを固くすることではなくて、逆にこのようなことが、きちんとできれば、キャンプがもっと自由になると思うのです。

Q:今年のキャンプで何か新しいアイデアは?

A:去年のキャンプでは、夜、酒を飲む時に日本人、韓国人が別々に飲んでいましたね。今年はそういう現象がないように一つのアイデアを考えました。村の広場に「たらい」を置いて、そこに酒を全部入れておくのです。酒を飲みたい人は、各々のコップを持って、そこからすくって飲むようにする。この狙いは、酒をすくう時に、必ずお互いが相手の顔を見るような形になるでしょう。その時、自分でも知らずに、お互いが親しくなるのですよ。これは以前、忠光農園でのキャンプでも一度やった経験からなんですが、けっこう良かったんです。

Q:最後に一言!

A:今年もキャンプのために今、一生懸命に準備をしている人々に、まず「ありがとう!」と言いたいです。皆でせいいっぱい努力して、今年も素晴らしいキャンプになるように頑張りましょう!!

[1990年〜1992年、FIWC関東委員会誌]

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