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森元美代治候補全国遊説へ

参院選出馬の森元美代治さん全国遊説スタート

森元美代治候補(63)は7月12日の公示後、東京・東村山市にあるハンセン病療養所多磨全生園正門前での出陣式を皮切りに、全国各地での遊説がスタートした。
候補者の遊説先は、12日・熊本(地裁前、市内)、13日・熊本(菊池恵楓園、県庁)、福岡(県庁、博多)、14日・北九州、15日・福岡、16日・広島、17日・岡山、18日・大阪、19日・関西、夜に東京(吉祥寺)、20日・東京(全生園周辺、新秋津駅、久米川駅、久米川団地、小平団地)、21日・千葉(舞浜駅)、東京(有楽町、新宿駅南口)、22日・東京(新宿駅南口)、23日・名古屋(県庁)、24日・名古屋、25日・静岡(県庁、岩波、駿河療養所)、26日・東京、東北新生園、くりこま高原、仙台(県庁、市内)、横浜、27日・横浜、28日・東京(吉祥寺)となっている。

森元美代治さんの第一声/7月12日

「燃えさかる火のように闘う」
7月12日午前10時、東京・東村山市にあるハンセン病療養所多磨全生園正門前に、全国遊説に出発する森元美代治候補(63)を応援しようと、入所者、支援者、報道陣ら約80人が集まった。公示後は、候補者は園内に入ってはいけないという自治会の規則に従い、門の前での第一声となった。
街宣カーの前には森元さんの活動歴やハンセン病の歴史、裁判について書かれたボードが並べられ、支援者が寄せ書きをしたハンカチーフを縫い合わせたキルトで車がおおわれた。
応援演説をした、民主党で地元選出の加藤公一衆議院議員は「ハンセン病快復者として、人権侵害を受けた当事者にしかわからない痛みや苦しみを、本当の人権とは何かを、国会の場で訴えてほしい。」と力強いメッセージを送った。
原告の一人で、全生園に入所者している堤良蔵さんは「同じ仲間の門出を喜びたい。予防法がなくなったのだし、森元さんの新たな出発は、人間回復、人権回復の証しだ。党派を超えて、偏見や差別の壁を打ち破る闘いを応援したい。ぜひ国会の場で功績を残してほしい」と、仲間の出発を激励した。
菅直人民主党幹事長は「熊本地裁の勝訴判決は原告の皆さんの勝利だ。国会のあり方に対する重い判決が下された。残された最大の問題は、快復者の皆さんの社会復帰、社会参加だ。それを実現する第一歩として、ぜひ森元さんを国会に送りたい。家西悟議員も、森元さんと同じ苦境に立たされたが、その壁を乗り越えた。森元さんもさまざまなストレス、プレッシャーを克服して、頑張ってほしい」と語った。
森元さんは「国会に何を持っていくか。国会で、自分の闘いをどう挑むか。烙印を押された、自分の人生は何だったのか。国家の政策の被害を受けた当事者だからこそわかるのだし、私だからこそできるのだと訴えたい。療養所の貧弱な医療、不安な福祉、ないがしろにされている人権問題を政策の根本に据えて全力を尽くす。沖縄の金城雅春さんにも、入所者の『心の代弁者』としてがんばってくれと励まされた。自分を無くして生まれ変わる覚悟だ。この17日間、燃えさかる火のように闘い続ける」と決意表明し、大きな拍手を浴びた。
親しくしている入所者の人たちに見送られる中、森元さんは全国遊説に出発した。

菊池恵楓園/7月13日

13日、熊本・合志町にあるハンセン病療養所菊池恵楓園の正門前で、入所者30人が集まり、森元美代治さんの新しい門出を祝った。決意表明のあと入所者からの万歳三唱を受け、菊池恵楓園を後にした。
熊本地裁前での演説では、ハンセン病訴訟の判決が5月にあったこともあり、記者会見には多くのマスコミがおしかけた。「健康法は?」の質問には「どこでもよく寝て、よく食べること」と答えた。

福岡・新宮駅前/7月14日

14日、福岡・新宮駅前、民主党の岩本つかささんと共に一緒通行人に向かって演説。午後、小倉駅前。立ち止まって耳を傾ける人は少ないが、時々励ましの声がある。60歳代の男性に「ハンセン病訴訟が報道されるまで、ハンセン病について知らなかった。がんばって」と励まされたのがうれしかった、と森元さん。しかし、「私の演説を立ち止まって聞いてくれる人はまだいません。厳しいなあ」とも。

[2001年7月12日、14日更新]

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