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書籍紹介:秘密の花園 ―韓国現代中・短編小説選―

1975年から2000年の間に韓国の文学雑誌などに発表された8編の小説。個人の内面の葛藤や変化を通して韓国の現代史を見つめることができる。韓国の社会や文化、韓国人の考え方や価値観などを理解するとともに、日本の文学とは違う独特な韓国文学の世界を発見できる。

本書の内容
秘密の花園 金倫永著/西村麻里・金京子訳
浮石寺 申京淑著/李裕淑訳
樹と話す男 崔仁碩著/李明子訳
花びらの中の棘 朴婉緒著/李明子訳
わたしたちは誰で、
どこから来てどこへ行くのか
孔枝泳著/堀ノ上京子訳
沖縄からの手紙 金延漢著/村津ゆきみ訳
貧妻 殷熙耕著/堀ノ上京子訳
三種類の根 金ヒョンギョン著/神谷美穂・村津ゆきみ訳

作品紹介(一部)

「秘密の花園」

1997年の大統領選挙をめぐって噴出した多様な政治見解を小学校3年生の観察者の立場で描いたもので、大統領選挙というイベントを通じて1980年代の韓国社会の実情と1990年代の日常をリアルに再現した作品である。物語は大統領選挙前後の韓国のある家族の様子が観察者であるチョンアの視点から綴られている。そのなかでも彼女の叔母が選挙後大きく変化していくのだが、それに対する家族の反応が見ものである。勢いのある祖母や、口達者の叔父、無口な父に、ゆったりとした母、そして過去に負った傷を抱えながら生きている叔母、それを冷静に見守るチョンア。韓国社会の変化と併せて、韓国の家族というものを知ることのできる作品である。

「沖縄からの手紙」

この小説は著者が江原動の炭鉱村を取材中にある坑夫の家で読んだ手紙をもとに時代状況や歴史的事実などを確認し発表したもので、歴史の一断面を復元したものである。江原道の炭鉱村から貧しさゆえに遠い沖縄のサトウキビ農場に出稼ぎに行った「娘」の四通の手紙からなっている。「慰安婦」問題が社会問題化する以前の作品であるが、炭鉱村の母親の心配する様子から当時の人々の意識に植民地時代の「慰安婦」に対する記憶がそのまま残っていたことがうかがえる。また当時の韓国社会の出稼ぎ労働や孤児輸出、キーセン観光などを告発し、社会問題への覚醒を促している。

ご購入方法

『秘密の花園』
韓国現代中・短編小説選
金京子監訳/ハナルム訳
出版:素人社
価格:2,100円(税込)
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[2005年9月26日、西村麻里]

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